☆基本セットとは、本体+伸縮ポール4本+フライシートのセットになります。
☆商品の詳しい解説は
オフィシャルサイトにて
開発秘話
☆こんな方に
・居住空間の広いテントが良い
・形をいろいろ変えられるテントが良い
・テントの中で立ちたい
正真正銘の、オリジナル
YOKA TIPIが空前のヒットを記録する中、様々な意見が届くようになりました。「もっと大きいのはないのか?」「TC素材のものは無いのか?」「他の色はないのか?」
僕としてはYOKA TIPIは初めてのテントで、気合も入りすぎるくらい入れて作ったので、「やりきった感」がすごくありまして。もともとあまりバリエーションなどを作りたくない(これぞ!という1つを売りたい)ほうなので、結局要望通りのYOKA TIPIを作りませんでした。
ただ、TIPIに課題がなかったわけではありません。ピラミッド型なので、そこまで居住性が高いとはいえませんし、大きさも2人が限界。
そんなわけで、広く、快適なテントを、TIPIとは別の形で作ろうということになりました。TIPIは世の中に既にあるスタイルを改良して作ったものだったので、今回は全く新しいものを1からデザインすることにしました。
といっても、なにもないところからスタートするのはとても難しい。そこで参考にしたのが、たまに見かけることのあった「ベイカーテント」でした。西部開拓時代のスタイルとのことで、四角くて無骨でかっこいい。でも、骨組みとかがいろいろ大変そうです。
このスタイルで、もっと立てやすい方式のものが作れないか?と思い立ち、「ツーポールテントで、四角いシルエットのもの」というざっくりしたコンセプトが決まりました。
様々な形を紙で試作したのですが、前部、後部にわけ、その比率をアシンメトリーにするのが面白そうだというところに至ります。
フルクローズできるのですが、前部は跳ね上げることも可能。そしてここに薪ストーブもインストールできます。
後部は居住性を重視。天井高を確保するために、もう1本サブポールを用意し、後ろから引っ張ることで屋根ができるようにしました。
YOKA CABINにしか無い特徴的なスタイルは、「跳ね上げたいが、薪ストーブもいれたい」という、自分のわがままな欲求から出来上がりました。前部を斜めにあけることで、薪ストーブ部分を残しながら、タープ状にもすることが可能になったのです。
TC素材で作ったため、収納はすこし大きめになってしまったのですが、そのかわり、想像したとおりの居住性と、存在感を放つものになってくれました。
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YOKA CABINを使ってしっぽりキャンプをする動画です。