開発秘話
☆商品の詳しい解説は、
オフィシャルサイトにて。
☆こんな方に
・スパイスは挽きたてが一番美味しい
・キャンプでもスパイスを挽きたい
・小さいすり鉢がほしい
存在感を放ちたい
海外の動画で、アウトドアで料理をしながらスパイスはその場ですり鉢で挽いて調理に使う、なんて動画がありまして。かっこいいなと思い、自分でもオリーブのすり鉢を買ってしばらく使っていたのですが…あることに気づきました。
それは、すり鉢にはなんともいえない存在感があるということ。インスタの中で存在を放ちたいというコンセプトでものづくりを進めている(きっかけになったエビソードは
こちら)私としては、これは放って置くわけにはいきません。作らねば!
ただ、そのまま作ったのでは面白くないし、既に1つのブランドとなっているオリーブのすり鉢に負けてしまうのは目に見えている。そこで注目したのが、すりこ木の存在でした。
すり鉢で擦ったものを全部かけてしまうのならば良いのですが、山椒などは、擦ったものはとりあえずすり鉢の中にそのまま粉でおいておいて、何かを食べながらパラパラとかけたい。つまりその場合、すり鉢はお皿の役割をしているわけなんですが、その皿部分に、すりこ木が入っていると邪魔なんですよ。
だからといって、テーブルの上に置いておくとキャンプの不安定な地形のもとでは、高確率で転がってどこかに行ってしまう。
そうだ、これを解決すれば、アウトドア用のすり鉢になれるではないか!
ということで、すりこ木が収納できるすり鉢のアイデアが生まれたのでした。
形はそれほど悩まずに出来上がったものの、木の選定が意外に難航しました。高すぎたり希少すぎたり、これだ!と選んだ木が実はワシントン条約に引っかかるものだったり…。そして最終的にサペリという素材に行き当たりました。色が濃く、木質が硬く、ほどほどに木目もあり、品質が安定している。あまり聞かないのはなぜだろうと思うくらいに良い要素が詰まったこの木で、ついに完成しました。
僕が求めた存在感。わかっていただけますでしょうか。
そんなすり鉢です。
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一連の料理動画の中に、ちょっとだけすり鉢登場します。